ドラマー目線で

木下百花さんのEP『また明日』がリリースされました。
収録曲、全5曲でドラム叩いてます。
ありがたい。
ドラマー目線でちょっとした解説とかしてみようかなと。

M1.家出
テンポ速い(困る)
太鼓類はあんまり響かないようにめっちゃミュートしたし、
シンバルもあんまり鳴らないのを選んだ気がする。
フレーズもすっからかんです。
一番最初の音とか、サビの前とかにこっそりクラップスタックを叩いてます。
クラップスタックってのは、手拍子の音がなるシンバルね。

M2.タクシードライブ
この曲もできるだけすっからかんにした気がする。
音数も少なくして、楽器の響きも極力抑えたかも。
音色もJ-POPにならんように気をつけました。
あとダラーっと聴こえるように叩いたかな。
シャキッとするとジャンルが変わる!と思ったので。

M3.グリルパインベーコンブルーチーズアボカド
この曲は注文がおもしろくて、
「大学のサークルでちょっとドラムが上手くて、
調子乗った感じの奴っているじゃないですか?
そんな感じで叩いてください」
みたいなことを言われた気がする。
なので音色もフレーズも割と優等生です。

M4.月が見える
この曲は個人的にドラマーとしてのキャラ設定があって、
・インディーロック+シューゲイザー的なバンドのドラマー
・そのバンドはUKじゃなくてUSの方のインディーロックで下手エモいみたいなやつ
です。
レコーディング前にアレンジがガラッと変わったので、
ももかさんが弾いたギターのアルペジオとかストロークを聴きながら、
フレーズを組んでいきました。
音色的にはざっくりした音にしたかったので、
18インチのクラッシュシンバルを2枚使ってハイハットにしたり、
スネアのピッチをびっくりするくらい低くしたりしたかな。
ちなみにハイハットって大体14インチなので特大のハイハットって感じです。

M5.誰かの隣でパーティーしていたい
この曲はあらかじめ「たくさん楽器が入ります」と言われてたので、
ドラムの音数は必要最低限です。
他の楽器が入り込む隙間を作る必要があるなと思って。
壮大にしようと思えば壮大な感じで叩ける楽曲だけど、
ずーっと淡々としてます。
悲しいニュースを顔色ひとつ変えず冷静に読み上げるニュースキャスターみたいな。
でも最後のサビだけちゃんと響くライドシンバルを叩いたかな。
(それまではほぼ響かないシンバルをさらにミュートしてた)
淡々と叩く方が物悲しさが伝わるケースもあるのです。

あんまり音楽的な解説でもなかったけど、
しかもそこまでドラマー目線でもなかった気もするけど、
この作品を聴くときに何かしらのヒント?になったらうれしいです。
ってか、そもそもぜひ聴いてください!
まずはこの曲からぜひ!

よしざわ

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